ラジオ体操を作った茨城県人とは、、

遠山

「腕を前から上げて、背伸びの運動からぁ」と聞くと、身体が自然に動きだしませんか?

< 自然に身体が動く「つなぎ」と「流れ」のリズム体操 >

これほどまでに、日本人の身体に刻み込まれたラジオ体操。

実はこのラジオ体操を作ったのは、茨城県出身の遠山喜一郎さんです。

『 遠山喜一郎(とおやま・きいちろう)  』

遠山さんは明治42(1909)年に茨城県に生まれました。優れた身体能力で体操競技に打ち込み、昭和11(1936)年に開催されたベルリンオリンピックに日本代表選手として出場。  後に、日本体操協会副会長を務めるとともに日本にいち早く新体操を紹介し、その普及と発展に尽力した人物としても知られています。

遠山さんが作成依頼を受けたのは、戦後のラジオ体操再改訂版(現在のラジオ体操)。再改定版ですから、それ以前に改訂版が存在しました。しかし改訂版は、動作が複雑な上に難しく、ほとんど国民に浸透しなかったため、昭和21(1946)年の放送開始から1年半で中止になってしまいます。そこで、遠山さんをはじめとする原案作成委員たちの、新しいラジオ体操を作るための取り組みが始まりました。

作成に当たって重点を置いたのは、動きの「つなぎ」とリズムの「流れ」。

「一度動き出したら、音楽に乗って最後までやりきれるものでなくてはならない」というのが遠山さんの体操理論。それまで日本にはない身体の動きは、作成するのが非常に困難だと思われていました。しかし、戦時中に土浦海軍航空隊予科練で体育教師を務めていた遠山さんは、その時すでにリズム体操を訓練に取り入れていたのです。その経験を生かし、ラジオ体操をたった一人で作り上げました。

そして、昭和26(1951)年5月、ついにラジオ体操の放送が開始されました。その出来映えはあまりにも素晴らしく、アメリカ空軍の大佐から「自分たちの基地でも取り入れたい」と申し入れがあったという逸話が残されています。

< ラジオ体操に対する熱意が、終戦直後のGHQをも説得   >

こうして戦後のラジオ体操は、アメリカ軍からも認められる存在となりましたが、そこに至るまではかなり険しい道のりでした。終戦直後、日本はGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の占領統治下に入ります。しかし、すぐにラジオ体操が中止になったわけではありません。敗戦の日の1週間後には、当然のようにラジオ体操は再開。それほど、日本人の生活に密着した存在となっていたのです。

しかし、それを目にしたGHQ内でラジオ放送を管轄していたCIE(民間情報教育局)は、NHK(日本放送協会)の幹部職員を呼びつけ即刻中止を指示します。なにしろNHKラジオから流れてくる号令に合わせて、約300万人ともいわれる人たちが一斉に同じ動作を行うのです。欧米人にはまったく理解できず、ある意味、恐怖を覚える光景だったのかも知れません。

当時、GHQは「軍国主義的及ビ極端ナル国家主義的イデオロギーノ普及ヲ禁止スルコト」という日本に対する戦後教育を行っていました。ともすると、全体主義的に見えるラジオ体操が禁止されるのは当然のことでもありました。そこで、ラジオ体操関係者らが、「ラジオ体操は気分をさわやかにするもので、争いをなくすには効果的だ」と説得します。実際に連合軍の将校たちの前で体操を見せるなどの努力の結果、ラジオ体操は再開されたのです。

遠山さんも戦後のラジオ体操改訂版が中断したときには、全国の教育委員会を廻り、県民体操や市民体操の制定を求めて奔走しています。上からの統制ではなく、国民が自発的に行う民主主義的な活動であるなら、GHQも規制できないと考えたからです。

実際に、遠山さんは茨城県民体操をモデルとして作成。

現在も、県内にある多くの小・中学校で取り入れられています。

< ラジオ体操の素晴らしさは、富士山の美しさと同じ >

日本でラジオ体操が最初に放送されたのは、昭和3(1928)年のこと。アメリカの生命保険会社が考案したラジオ体操を実施し、日本での簡易保険普及のために活用しようと考えたのです。そして、郵政省簡易保険局が制定し、生命保険会社協会とNHKとの共同で広められました。しかし、NHKで簡易保険の広告をすることはできず、集団的精神を培養するためとして事業は進められました。

ラジオ体操の黎明期には、全国に広めるためのさまざまな取り組みが行われました。体操をしながら眺める「体操掛軸」や「体操人形」の作成、また、「国民体操宣伝隊」を組織し、全国各地を廻る取り組みもなども行われています。また、「健康星取表」というカードの無料配布も行われました。体操をした後に星を付け、1銭の貯金をする。ラジオ体操をすると、健康とお金が手に入るというわけです。   さらに、体操の指導者育成も積極的に行います。全国各地でラジオ体操指導者講習会が開かれ、修了者には「指導者章」が授与されました。昭和13(1938)年には約11,000人が指導者として認定され、各地で「ラジオ体操の会」が発足。さらに全国統一組織「ラジオ体操連盟」が結成されました。

これが現在の「全国ラジオ体操連盟」の前身です。

そして現在、ラジオ体操関係最大のイベントとして「1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭」が毎年開催されています。このイベントは、1000万人にも及ぶ人々が一斉にラジオ体操を行うという壮大なもの。昭和38(1963)年からスタートし、株式会社かんぽ生命、NHK、NPO法人全国ラジオ体操連盟主催で、毎年、開催地を変えて行われています。草の根的な人気の高さは、ラジオ体操関連書籍が好評であることなどからも伺うことが出来ます。   夏休みの早朝、まだ涼しい風が吹く中を、ラジオ体操の出席カードを首から下げて広場まで走った…。そんな思い出のある方も多いと思います。

遠山喜一郎さんは、

生前、こんな言葉を残しています。

「富士山は裾野が広いから美しい。ラジオ体操も同じだ。国民全体がやって、はじめて素晴らしいものになるんだ」。

みなさんも少しだけ早起きして、ラジオ体操を日課にしてみてはいかがですか?

 

効果を最大限に!運動する前後にオススメの食事

運動をできるだけ効果的にするには、前後に食べる物や運動中に飲む物を変えましょう。運動中に水を携帯して水分補給をしている人や、運動後のエネルギー補給には何がいいかを考えている人に役立つ情報が、雑誌「Eating Well」のサイトに載っていました。運動効果を最大限にでき、運動中にも満足できる食べ物・飲み物をご紹介します。

まず最初に、運動の最中に水分補給をするなら水が一番いいでしょう。スポーツドリンクのようなものは、砂糖もカロリーも入っています。水だけでは味気ないという場合には、レモンやライムやキュウリを少し入れるといいです。普通の水よりも、少し味のある飲み物の方がいいという人は、たいてい運動中に水分を多く摂る傾向にあります。

運動の前には、高タンパク質で、食物繊維の豊富な玄米や全粒粉の炭水化物など低GIの食事(食後に血糖値が急上昇し難い食事)がオススメ。運動の後は、コップ1杯の牛乳(チョコレートミルクでもOK)が体の回復を助けます。バナナやピーナッツバターもいいです。基本的に、運動の後は炭水化物を摂ると効果的です。

朝食を食べると健康にいいという統計データがバッチリ出たそうです

一日の食事のうち、朝食が一番重要だという話は聞いたことがあると思います。その説について、「Massive Health」から説得力のある統計データが発表されました。朝食を食べる人は一日を通して、12.3パーセントが健康な食事をとる傾向にあるそうです。

Massive Healthは、以前ご紹介した「Eatery app」で50カ国以上のユーザーから、5ヶ月以上に渡って700万件以上の食事に関するデータを集めました。他にも、食習慣に関する様々な情報も収集したとのことです。

もちろん、朝食を食べる人はそもそも健康に気を使う人が多いとも言えます。しかし、朝食を食べることで血糖値を適正なレベルに保ち、過食を防ぎ、 また一日を通して意志力を維持できることもまた事実。つまり、朝食を食べると、その日はより良い意思決定ができるということです。

朝食を抜くべきでない理由はもう一つあります。統計によると、早い時間に食べた食事のほうが健康度が高い傾向にあったそうです。食事の時間が1時間遅くなるごとに、平均で1.7%健康度が下がります。よって、もっとも健康な食事がとれる朝食を抜くべきではありません。

また、Massive Healthの他の統計によると、食べるものを意識的に選択している人のほうが、何も気にせず食べている人よりも15.2%健康な食事をとっていることがわかりました(選択した食べ物にかかわらず、です)。また、自宅で食事をとっている人は12.7%健康な食事をとっていたとのこと。ちなみにこの「健康度」はEatery appの「fit/fat」の数値で計測しています。これは、ユーザーのクラウドソーシングによる統計値です。

全部で6つの統計グラフがあります。例えば、下の画像は「いつ食べているか」の統計グラフです(クリックで拡大します)。

他の統計データや、より詳しい情報が見たい場合はMassive Healthのサイトをチェックしてみてください。

カラダとココロはつながっている

<第7位> いますぐやる気がでる方法ベスト10
プレゼンの前には、息が荒くなったり、冷や汗をかいたり、心臓がドキドキしたりしますよね。それは、カラダとココロがつながっているから。つまり緊張すると、それが身体的症状になって表れてしまうわけです。じゃあ、それを逆手に取ってしまおうというのが、この方法です。大事なタスクを前にしたら、歩き回ったり、自分を元気づけるような言葉を声に出して言ったり、リングに上がる前のボクサーのように、自分に気合いを入れるのです。そうすれば、ココロも連携して、心身ともに準備ができることでしょう。

喉が痛いときはウイスキーが効く!?

この季節は乾燥するせいか、喉がちょっと痛かったり、ガラガラになったりすることが多いもの。そんな時は、ウイスキーを飲むと喉の痛みが取れ、すっきりする。じいさんの知恵袋的ないわゆる民間療法です。是非、試してみては?

1日11時間以上座る人は、死亡リスクが40%以上増大。

より健康になるためには、立ち(立位)時間を増やす必要のあることが、新しい研究で示された。座る(座位)時間が1日11時間以上の場合、それ以外で身体的にどれほど活動的であろうと、3年以内に死亡するリスクが40%以上高まるという。

医学誌「Archives of Internal Medicine(内科学)」3月26日号に掲載された今回の研究で、オーストラリア、シドニー大学のHidde van der Ploeg氏らは45歳以上の22万2,000人以上の自己申告データを分析。その結果、座位時間が1日合計11時間を超えると死亡リスクが急増、また8~11時間でも1日4時間未満の場合に比べて15%高かったことが明らかになった。

データは、オーストラリアで進行中の健康的な加齢に関する大規模研究 “Australia’s 45 and Up Study”の一部として収集されたもの。データの分析では、全死因死亡リスクの上昇は患者の身体活動、体重、健康状態を考慮後も変わらなかった。被験者の62%は過体重または肥満であると答え、87%近くが健康状態は良好または非常に良好、4分の1は1日8時間以上を座って過ごすと答えた。

座位時間が長く、あまり運動しない被験者が3年以内に死亡するリスクは、座位時間が最も短い被験者の2倍であった。あまり運動しない成人の場合、座位時間が最も長い人の死亡リスクは最も短い人より3分の1近く高かった。ただし、この研究は座って過ごす総時間と死亡リスクの関連性を示したものの、因果関係は証明していない。

van der Ploeg氏は「長時間座ることが健康に悪影響をもたらすエビデンス(科学的根拠)はここ2~3年で築かれた。今回の研究は、被験者が多く、座って過ごす総時間を検討できた初めての研究の1つであるという点で優れている。これまでのエビデンスはほとんどが、長時間のテレビ視聴による健康リスクに関するものであった。今回の知見を再現し、座ることが糖尿病や癌(がん)、心疾患などの発症に及ぼす影響により着目する必要がある」と述べている。

米レノックスヒル病院(ニューヨーク)のSuzanne Steinbaum博士は、「多くの人は仕事で長時間座らなければならないため、余暇の大部分は必ず立ったり、歩いたり他の運動をすべきである」という。別の専門家は「今回の研究には追跡調査期間が比較的短期間で3年未満であったという限界があり、被験者が早期死亡に至る未診断の健康障害が曖昧になった可能性がある」と指摘している。